支部長おーかわの時々書く思いつき日記〈番外編〉

2012/10/22 5:33 に 東部支部 が投稿
10月12日(金)、伊豆市生きいきプラザで行われた講演会に行ってきました。
 
「発達障害への理解と支援~二次障害を生まないために~」
講師は精神科医の佐々木正美先生、男性です。
日本にTEACCH  プログラムを初めて紹介した先生です。
TEACCHプログラムとは、自閉症児の支援のための教育プログラムです。
(絵や写真、文字などで行動を表して理解してもらうなど)
 
二次障害
発達障害を持つ子どもなどが周囲の無理解により、新たな障害を生むことです。
自分の思っていることや伝えたいことがうまく表現できないためにパニックやかんしゃくを
起こすなどのことです。それが引きこもりにつながる。
 
*弱点を修正するより、優れた特性を伸ばす
お話の中で、「発達障害を持つ方は(自閉症)、物事を忘れることができない人である」という
事が大変印象に残りました。
私たちは、嫌な記憶は忘れていくと言いますが、忘れることができないつらさは大変なものだろうと
思いました。
 
*理解者の中でこそ安定した適応と発達ができる
先生が「これは差別ではない、区別です」と何度もお話していました。
特別な理解が必要で、特別な配慮が必要な子を普通学級に入れることがいいことではない。
むしろその子が傷つくだけで何の発達もないとはっきりお話しされていました。
 
発達障害の方は、思ったことをストレートに口にします。それゆえ周りとのトラブルが絶えません。
これは大人になってもです。職場の人間関係がうまくいかないなどです。
 
ある発達障害の男の子がいました。目から入るものはすぐに覚えるので(忘れることができない)
漢字がとても得意で漢検もかなりの級を所得していました。両親も病院での教えを守り、子どもと
接していたので順調に成長していました。ある日、お父さんが「お前もそろそろ空気を読むように
しないとな」とその子に言いました。すると、その子はびっくりしてお父さんに言いました。
「お父さん、空気は読むものではなくて吸うものだよ。お父さん、早く空気を吸って」
『空気を 読めない』ことも特徴です。でも、空気は吸うものだよね。
 
先生は、講演内容を2枚のプリントに要約されて渡してくれています。
「この中にアスペルガーの方がいると話を聞きながらメモをとることはできないから」
 
とても良いお話を聞けました。
詳しくは先生が活動されている「ぶどうの木」HPをご覧ください。
支部長・おーかわ)
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